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2019-04

第14回エトリンゲン国際青少年ピアノコンクール - 2014.08.19 Tue


8月11〜18日までドイツへ、生徒が参加した第14回エトリンゲン国際青少年ピアノコンクール(14.Ettlingen Internationalar Wettbewerb für Junge Pianisten)を聴いてきました。

コンクールは、カテゴリA(15歳以下)、カテゴリB(20歳以下)に分かれています。12〜13日にBの本選があり予選通過した12人のうち10人を、Aは1ラウンドのみ14〜16日の3日間で44人全員を拝聴。毎日7時間超えで聴いて、さすがにお尻が痛くなりました(笑)B本選は40分、Aは25分の持ち時間なので、プログラミングを含め、その人なりの音楽がよくわかります。

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エトリンゲン青少年コンクールからは、ラン・ランはじめ、世界的なピアニストが数多く出ていることで知られています。今年4月にあった予備審査(音源&書類)で約3分の1に選ばれた人たちが本大会へ。穏やかで治安がよく、すべてが徒歩圏内にある町で、オーガナイズも整っています。初めて参加する国際大会としては、安心して臨めるコンクールと感じました。教会の鐘の音を聴くと、ドイツに来たな(6年ぶり)と思います。

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毎日午前午後で2時間づつ、計4時間の練習が参加者には与えられます。音楽学校の練習室はアップライトですが、4時間きちんと確保してもらえるのはありがたいシステムでした。

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こんな素敵なお城が会場で、日本のホールとはまた違った響き方。ピアノはスタインウェイでした。事務局で本番を録音してくれ、また審査員と直接話ができる時間を設けられている等、手厚いサポートがあります。また、予選からお客さんがけっこう入り、午後は満席な時も。地元の人たちが若い人を暖かく応援してくれる雰囲気で拍手も多く、参加者は緊張しながらも、きっと気持ちよく舞台に立てたのではないかな、と思いました。

少しシビアな感想も書きます。これだけ世界の若いピアニストの演奏を聴いて、刺激を受けたと共に、大いにへこんでも帰ってきました。自分へ対してはもちろんのこと、日本人参加者へのジャッジも含めて。勝っていく人が、真に音楽的であるか、芸術なのか、将来に繋がるか、ということは、また別問題だとは思います。でも、若いピアノを志す人にとって、避けては通れない国際コンクールという現状において、考えさせられることは多々ありました。特にカテゴリAは、長丁場ではありましたが、全員の演奏を聴いてみてよかったと思います。我が生徒さんも、彼女なりには頑張った夏でした。でもそれだけでは足りない何かを、感じてくれているようです。次回は2016年とのこと。世界を知るよい機会と思います。

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今回は、エトリンゲン近くのカールスルーエに住んでいる大学の同級生・美保にも会う事ができました!素敵に暮らしていて、仕事も充実している様子。こちらでも刺激をもらってきました。家に招待してもらい、料理上手の彼女のおもてなしを受け・・・本当に楽しい夜でした。美保、ありがとう!

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エトリンゲン最終日は入賞者コンサートも聴いて来ました。この旅での気持ちを咀嚼しながら、また音楽に向かいたいと思います。

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